北方領土へ関心訴え 県民会議が街頭啓発
2月7日「北方領土の日」を前に、北方領土返還要求運動県民会議による街頭啓発活動が1日、県内の主要駅前などで行われた。
和歌山市のJR和歌山駅前では、同県民会議や和歌山青年会議所(JC、水野孝彦理事長)の会員ら約60人が参加。「四島(しま)の未来 心かよわせ 返還へ」と記されたボールペンなどの啓発グッズ約3500個を、駅利用者らに手渡した。
4日には同市手平の和歌山ビッグウエーブで「第36回北方領土返還要求県民大会」が予定され、告知のチラシも併せて配布した。
水野理事長は「県民も日本人として心の成熟を図り、領土問題に関心を持つよう喚起したい」と力を込め、県議会の浅井修一郎議長は「県民大会に向け、特に若い人や学生に関心を持ってもらいたいが、JCが先頭を切ってやってくれるのでありがたい」と話していた。