高等部生の書と飾り皿 和大付支援学校展
和歌山大学付属特別支援学校(和歌山市西小二里、林修校長)の高等部生徒による作品展が19日まで、同市西高松の同大学地域連携・生涯学習センターで開かれている。
高等部の授業「選択芸術」で書道を選択している1~3年生9人の作品が見られる。ことしの目標や思いを四字熟語で表した作品と、皿に好きな文字を書き、エンボスパウダーで焼き付けた飾り皿を展示した。
飾り皿は昨年1学期に制作。作業実習で窯業班が作った皿を使い、納得のいく一文字が書けるまで何度も書き直した。四字熟語は2学期から練習し、よく書けた作品を出品した。
準備も生徒が中心になって行い、作品を配置し、見比べながら作品をまっすぐ均等に並ぶように展示していった。
3年生の安藤有貴君(18)と﨑滉大君(18)は「良い作品を書こうと頑張ったので、自分たちの実力や工夫も見てもらいたい」と話し、来場を呼び掛けている。