起業支援へ親交深める わかやまTTS協会
和歌山で創業、起業する事業者を支援する「わかやまTTS協会(WATTS)」の第1回例会が4月28日、和歌山市屋形町のルミエール華月殿で開かれ、約30人の会員が起業支援について話し合い、親交を深めた。
県内で起業、第2創業やM&Aを考える事業者に対し、雇用を広げようと徹底的に世話を焼き(TTS)、支援していくため、昨年12月に創設。関連するセミナーや講演会にも多数参加し、ことし3月には県で初開催された起業体験イベント「スタートアップウィークエンド」にも参加した。
協会には、運営を担う総務、案件の実行に向けて検討・整理する企画、事業のマッチングや会計を行う調整の3セクションがある。案件ごとにプロジェクトチームが編成され、協議を重ねながら実現を支援していく。また、フェイスブックアカウントの設置や会員の交流サイトを開設し、会員同士のつながりや新たなビジネスチャンス創生の場をつくっていく。
設立後初めての例会となった今回は、堀口寛司代表理事が「きょうは組織についていろいろと聞いてもらい、会員同士のビジネスマッチングなど交流の場になれば」とあいさつ。
その後、新しく作られた会員交流サイトのログイン方法や掲示板の使い方などについて説明があり、会員同士が交流した。