古川議長、井上副議長が就任 和歌山市議会

和歌山市議会6月定例会が13日に開会し、正副議長選が行われ、第84代議長に古川祐典議員(49)=至政クラブ、4期目=、副議長に井上直樹議員(45)=同=が就任した。

古川新議長は「先人が築いてこられた歴史と伝統ある市議会の名に恥じないよう、市民から信頼していただける、開かれた議会のために職責を全うする」と決意を述べ、井上副議長は「議長を補佐しながら、市政発展のために誠心誠意努めていく」と語った。

市当局は今議会に、青少年国際交流施設整備や新市民会館の実施設計など、総額25億694万円を増額する平成29年度一般会計補正予算案など18議案、報告10件、承認1件を提出した。補正後の一般会計は1487億5023万円。

招集あいさつで尾花正啓市長は、9日に政府が閣議決定した「まち・ひと・しごと創生基本方針2017」にふれ、「国の情報支援、人材支援、財政支援の『地方創生版3本の矢』などを最大限に活用し、市の活性化につなげていきたい」と述べた。

会期は29日までの17日間で、一般質問は15、16、19~21日。21日に議案を委員会付託し、22、23、26日に常任委員会で審議する。委員長報告、討論、採決は29日の予定。

古川議長㊧、井上副議長

古川議長㊧、井上副議長