アジサイ100種鮮やかに 有田川の達人村
梅雨入り後も雨の気配は遠い中、目と心を楽しませてくれる美しい花々――。有田川町のレストラン・体験工房「達人村(たっとむら)」で、オーナーの柏田清文さんが丹精込めて育てたアジサイ約500鉢が見ごろを迎えている。
鉢は店の入り口、カウンター席から臨む中庭、芝生の広がる庭園スペースなどに配置され、赤、白、青などのコントラストが鮮やか。その美しさを一目見ようと、県内外から多くの人が訪れる。
約100種類の花があり、ピンク色で丸みのある「舞姫」は、ふ入りのような模様があり、赤い「サンルージュ」は、大きめでシャープな形状。大輪の「コサージュ」などもある。
「花を美しいと感じられることは幸せです」と柏田さん。土作りや、毎日3時間ほどを費やす水やりなどの手間はかかるが「アジサイと、見に来てくださるお客さまに元気をもらっています」とほほ笑む。
今週末ごろまで見ごろを楽しめるという。