道の駅「ねごろ歴史の丘」に登録証伝達

4月21日に道の駅に登録された岩出市根来の「ねごろ歴史の丘」の登録証伝達式が22日、隣接する旧県議会議事堂であった。

同駅は「根来さくらの里」に次ぎ、市では2番目の道の駅に登録。県内では34駅目となる。

史跡根来寺のガイダンス施設「ねごろ歴史資料館」や日本最古の木造和風建築である同議事堂に隣接した立地を生かし、歴史や文化を学べる場を提供。京奈和自動車道や泉佐野岩出線のアクセスも良く、観光客の休憩施設として活用が期待される。

伝達式では、近畿地方整備局和歌山河川国道事務所の寺沢直樹所長が「観光客を迎え入れる大きな拠点になることを願っている」とあいさつ。寺沢所長から登録証を受け取った中芝正幸市長は「市の拠点、県の玄関口として観光振興に努めていく」と述べた。

駅の区域は、同資料館と周辺の飲食提供施設などを含む約5600平方㍍で、トイレの他、駐車場88台を確保する。現在は物品販売所や観光情報を提供する新施設の建設を進めており、12月中のグランドオープンを目指す。

登録証を手に中芝市長(左)と寺沢所長

登録証を手に中芝市長(左)と寺沢所長