小学4年に「こども手帳」寄贈 公衆電話会
公益財団法人日本公衆電話会は、事故や犯罪、災害からの身の守り方、困っている人を助ける方法などをまとめた冊子「こども手帳―ぼくも、わたしも社会の一員」を作成し、和歌山市内の公立小学校、義務教育学校の4年生と教職員に寄贈し、4日に和歌山市役所で寄贈式が行われた。
手帳はB6サイズ、95ページで、社会の一員として生活するために子どもたちに知っておいてほしい大切なことを収録している。寄贈はことしで8年目を迎え、和歌山市には3276冊、県内では他に海南市、岩出市、紀の川市、有田市の児童にも贈り、5市で計5113冊となる。
寄贈式には同会和歌山支部から西原喜三支部長と山本勲相談役、谷口重夫事務局長が出席し、原一起市教育長に手帳を手渡した。
原教育長は「毎年分かりやすい手帳をありがとうございます」と述べ、感謝状を贈呈。時代に合わせて改訂されている手帳の内容や、子どもの興味を引く手帳作りをたたえ、西原支部長らと歓談した。