チーム和歌山の底力を インターハイ壮行式
28日に山形県で開幕する全国高校総体(インターハイ)を前に、県選手団の壮行式が12日、和歌山市の県民文化会館大ホールで行われた。出場選手や監督ら約650人が結束を強め、「チーム和歌山」としての活躍を誓った。
ことしの総体は南東北(福島・宮城・山形)3県で開かれ、ヨット競技は同市の和歌山セーリングセンターで行われる。県選手団は男子284選手、女子209選手の計493人で、引率教員や監督らを含め総勢650人。
壮行式では、県高校体育連盟の阪口雅則会長が「最後の最後まで自分を信じ、仲間を信じ、日頃の練習の成果、培ってきた力や技を悔いの残らないよう出し切っていただきたい」とあいさつ。仁坂吉伸知事や尾﨑太郎県議会議長も激励の言葉を贈った。
阪口会長が、ソフトボール競技に出場する旗手の笠田高校の福嶋七彩さんに連盟旗を手渡し、相撲に出場する箕島高校の井田翔太さんに、選手団のユニフォームを贈呈。選手団を代表し、星林高校ヨット部の丹生彩雲さんが「感謝の気持ちを忘れず、県代表選手としての誇りを持って大会に臨む決意。全国にチーム和歌山の意地と底力を見せましょう」と呼び掛けた。