桐蔭がシード紀北工を完封 高校野球5日目

 第99回全国高校野球選手権和歌山大会は大会5日目の17日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で2回戦3試合があり、第1試合は桐蔭がシードの紀北工を2―0で破った。第3試合は海南が慶風を7―0の7回コールドで下し、3回戦へと進んだ。

 第1試合

紀北工 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
桐蔭 0 0 0 0 0 0 2 0 × 2

 〔紀〕楠、林―坂口〔桐〕稲谷―坂上 桐蔭の先発・稲谷はシードの紀北工打線を4安打完封。キレのあるスライダーを武器に、打者を翻弄(ほんろう)。チームの勝利に貢献した。

 打線は同点で迎えた7回、2本の単打と四球で満塁と攻めると、栖原が中前に運んで2点を挙げた。

 伊藤監督は「稲谷がいいピッチングをしてくれた。次もバッテリーを中心に、自分たちの野球をしっかりやりたい」と話した。

7回、栖原の中前適時打で生還する上野(桐蔭)

7回、栖原の中前適時打で生還する上野(桐蔭)