いく夏惜しむ花火 岩出夏まつりに5万人
岩出市西野の大宮緑地総合運動公園で26日、「いわで夏まつり」(実行委員会主催、安村勝彦委員長)が開かれた。約5万人(主催者発表)が訪れ、行く夏を惜しむように花火や踊りを楽しんだ。
祭りは根来鉄砲隊の祝砲で開始。花火が上がる前から会場は多くの地域住民らでにぎわった。
午後7時45分にメッセージ花火が打ち上がり、午後8時前からは、約2000発の花火が夜空を彩った。会場からは歓声が上がり、スマートフォンで写真を撮影するなどして楽しんでいた。
祭りではこの他、同隊による鉄砲演武や「岩出おどり」があり、今回初めてドローンのデモ飛行も行われた。
また、屋台がずらりと並び、各種団体によるバザーや市内の地元企業が商品やサービスのPR、販売を行う「いわで楽市」も同時開催され、盛況だった。
昨年に続き足を運んだという和歌山市の会社員、南大和さん(25)は「花火がとてもきれいで感動しました」と話していた。