30年の奉仕に感謝 水上安全協が西脇小に

 約30年間にわたり地元の海でボランティア活動を続けているとして、和歌山県和歌山市立西脇小学校(同市西庄、田野岡教彦校長)が県水上安全協会から功労団体者表彰を受け、7日同校の運動会で感謝状が手渡された。

 同校は昭和62年から毎年6月に磯の浦海水浴場の清掃活動を行っている。地域の環境に関心を持ってもらおうと、全校児童が参加して砂浜を清掃。また、水難事故防止教室も実施しており、児童の事故防止を心掛けた活動が認められた。同会による功労団体者表彰は同校で2校目。

 運動会の開会式で表彰が行われ、同会の太田進也専務理事から児童代表の6年生の三原大輝君に感謝状が贈られ、田野岡校長(58)は「地域に貢献でき、交流を深めるための活動がこのように認められ誇らしく思う」と笑顔で話した。

 運動会は保護者や地域住民も参加し、子どもたちの練習の成果に歓声が上がっていた。

感謝状を受け取る三原君

感謝状を受け取る三原君