最優秀に井上さん いのちのきずなエッセイ
倫理道徳の研究や社会教育を推進している「和歌山モラロジー事務所」(山添順裕代表世話人)が小学校5年生から募集した第6回「いのちのきずな」エッセイの入選作品表彰式が19日、和歌山県和歌山市屋形町のルミエール華月殿で開かれ、16点を表彰した。
和歌山市内の小学5年生を対象に「家族」「友達」「いのち」「感謝」「夢」の五つをテーマにエッセイを募り、31校から過去最多の1439人が応募した。最優秀賞の和歌山市長賞には「家族への感謝の気持ちを大切に」と題した有功小の井上恵里花さんの作品が選ばれた。
表彰式では入賞者一人ひとりに賞状と記念品が贈られ、作品が朗読された。山添代表世話人は「どの作品も心揺さぶられるものだった。私たちは一人では生きていけない。このエッセイが子どもたちの心を育てる教育の一助となればうれしい」とあいさつ。原一起市教育長が祝辞を述べ、和歌山市出身の歌手・西浦晴美さんがソプラノ独唱を披露した。
今回の入賞者は次の皆さん。
【最優秀賞(市長賞)】井上恵里花(有功)
【特別賞】市教育長賞=中村悠(宮前)▽和歌山ユネスコ協会賞=前田和奏(宮)▽モラロジー研究所賞=松村悠加(宮前)
【優秀賞】青野陽香理(川永)▽川口由梨奈(八幡台)▽渚澤佑樹(貴志)▽松田美優(貴志)
【入賞】有本憲申(四箇郷)▽市川心晴(太田)▽岩橋咲音(八幡台)▽榎瑠那(藤戸台)▽岡実里(宮)▽武部葵(藤戸台)▽那須悠帆(藤戸台)▽細川萌衣(岡崎)