元猿岩石ユチューバー森脇 本紙とコラボ

 わかやま新報とユーチューバーのコラボがスタート――。伝説のバラエティー番組「進め!電波少年」で世界をヒッチハイクした元お笑いコンビ猿岩石の森脇和成さん(43)が和歌山県内各地を“風に吹かれて”取材し、ユーチューブの自身のチャンネルで和歌山の魅力を世界に発信する。本紙との出合いを収録した動画が公開中で、今後は本紙ARアプリ「いごくで新報」で番外編の動画も楽しめる。

 5月にユーチューバーとして活動を開始し、ヒッチハイク企画で和歌山にやって来た森脇さんは、本紙の津村周社長(40)と出会い、意気投合。90年代のテレビ視聴者なら誰もが知っている森脇さんの発信力と、地域密着で「和歌山愛」にあふれる紙面をお届けする本紙がタッグを組み、和歌山を世界にPRすることが決まった。

 本社を訪れた森脇さんに、津村社長が本紙の「いごくで新報」を紹介。森脇さんは「ハリーポッターの魔法の新聞のようですね」と驚き、「本紙特別記者になってください」との依頼を快諾した。

 森脇さんはユーチューブの番組について、地域ならではの話題は注目されやすいとし、和歌山の豊かな産品に大いに興味がある様子。「紙媒体とユーチューブがタッグを組むことは革新的だと思います。和歌山の名産品などを教えてもらって、うまく伝えていきたい」と意欲を話し、「和歌山の良いところを紹介する面白い動画が人気を呼んで、ユーチューブへの登録数や購読する人の数が増えたらいいですね」と期待している。

 森脇さんの動画はユーチューブ「森脇TV」で検索。

和歌山の世界発信へ固い握手を交わす森脇さん㊨と津村社長

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