伊太祈曽駅イルミ よんたまサンタが点灯
クリスマスを前に和歌山電鐵貴志川線の伊太祈曽駅(和歌山県和歌山市伊太祈曽)で26日、冬の夜を彩るイルミネーションの点灯が始まった。
点灯式には、赤い帽子とマントのサンタクロースの衣装に身を包んだ同駅の駅長見習いの三毛猫(雌)「よんたま」が初めて臨み、肉球でスイッチを押した。
イルミネーションはこれまで終点となる紀の川市の貴志駅で実施してきたが、今回は伊太祈曽駅で行う。車窓からも楽しんでもらおうと、駅舎や花壇などをトナカイや雪だるまの形をした青や赤など色鮮やかなLED電球約5500個で照らしている。
点灯式を見守った、主催する「貴志川線の未来を〝つくる〟会」の濵口晃夫代表(76)は「貴志駅で10年続いた取り組みをより多くの沿線の方に楽しんでもらい、良い新年を迎えたいですね」と話していた。
来年1月12日まで、午後5時半から11時まで点灯する。