年賀状333万通を配達 中央郵便局で出発式

年賀状の配達が元旦から全国の郵便局で始まり、和歌山県和歌山市の和歌山中央郵便局(山中正樹局長)では午前7時40分から出発式が行われた。

山中局長は集まった配達員らを前に「年賀状は大切な人への一年で初めの贈り物であり、多くの人が心待ちにしている。間違いのないよう住所を確認し、真心と笑顔を添えて、安全運転で届けてください」とあいさつ。尾花正啓市長も出席し「新年の幕開けを飾るのは皆さんが配る年賀状です」と激励。テープカットの後、配達員らは年賀状を積んだバイクにまたがり、2018年最初の朝日が照らす早朝のまちへ出発した。

同局では元旦に約333万1000通を届けた。元旦の配達枚数は、県内で約1354万通(前年比6・8%減)、近畿2府4県で約2億8826万通(同5・3%減)、全国で約15億4261万通(同6・2%減)となった。

中央郵便局を出発する配達員ら

中央郵便局を出発する配達員ら