1年間の芸術の成果 5日まで県和歌山高展
和歌山県立和歌山高校(和歌山市新庄、西村文宏校長)の生徒や職員らの1年間の芸術分野の成果を披露する「2017年度県立和歌山高校展」が5日まで、和歌山市小松原の県民文化会館内県民ギャラリーで開かれている。
同校芸術表現系列の1~3年生が授業で制作した課題と、美術部や写真部などの部活動で取り組んだ作品、職員の作品など350点以上を展示。
芸術表現系列では、美術と音楽、書道の三つの授業を展開。今回の展示は、工芸ではステンシルで染めたテーブルクロスや陶芸作品が並び、音楽では手作りオルゴールの音色が試聴できる。
油彩画作品では、第71回県美術展覧会で最優秀賞に選ばれた「木々のざわめき」と入選の「Nyaaaa」も展示。ビジュアルデザインの授業で作られた架空の商品ポスターや、スケッチアートの授業で描かれた絵本イラストなど、生徒のセンスが光る作品も多数並ぶ。
部活動からは、写真部が切り取る鮮やかな風景や書道部の力強い書を出品。生徒の表現力とは一味違った、職員やOBの水墨画や陶芸作品も見られる。
午前9時から午後4時半(最終日は3時)まで。