貢献の129人22団体を表彰 県スポーツ賞
和歌山県のスポーツ振興に大きく貢献した個人や団体をたたえる第56回県スポーツ賞の表彰式が14日、和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で開かれ、129人22団体が表彰を受けた。
本年度の受賞者数は団体が前年度を下回ったが、個人は21人増えた。受賞者の年齢は6~84歳と幅広く、最年少受賞者は大工泰誠君(日本拳法)、最年長受賞者は安東八重子さん(陸上)。スポーツ功労賞やスポーツ優秀指導者賞など5部門で表彰し、下宏副知事が表彰状や盾などを手渡した。
下副知事は「今後も競技力の維持・向上に取り組む本県にとって大変心強い。2年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックに本県関係者が一人でも多く出場し、活躍することを願っている」とあいさつ。受賞者を代表し、ライフル射撃の出来可也さん(65)が「今後もスポーツを通して、県民に勇気と感動を与えることがわれわれの使命。受賞を励みに、郷土和歌山の発展に全力で貢献したい」と述べた。
主な受賞者・団体は次の皆さん。
【スポーツ功労賞】出来可也(ライフル射撃)
【スポーツ優秀指導者賞】福井將人(バレーボール)▽杉井孝至(卓球)▽髙山勉(ソフトテニス)
【スポーツ顕賞】和歌山Aチーム(ボウリング)▽宮田悠佑(カヌー)▽中村智太郎(水泳)▽田原直哉(スキー・フリースタイル)▽坂爪亮介(スケート)▽西野美都季(体操)▽東晟良(フェンシング)▽和田翔吾(ボウリング)▽安里秀策(同)▽潰滝大記(陸上)▽生馬知季(同)
【スポーツ賞・国体1位】県成年男子チーム(卓球団体)▽県成年女子チーム試合競技(なぎなた)▽県少年女子チームフルーレ(フェンシング)▽吉川美穂(自転車)▽長谷川孝(セーリング)▽赤松里彩(同)▽藤谷喜晴(馬術)▽川口茉紀(ボウリング)▽山本菜由(同)