学問の神様が愛した梅 和歌浦天満宮で見頃
学問の神様、菅原道真を祭る和歌浦天満宮(和歌山県和歌山市和歌浦西、小板政男宮司)で濃いピンクや白色の梅が咲き誇り、参拝者の目を楽しませている。
梅は道真が愛したことで知られ、梅にちなんだ和歌や伝説も残る。境内にはしだれ梅など約30本の梅の木が植えられ、この数日間暖かい日が続いたことで次々と花開いたという。
同天満宮では年明け以降、大勢の受験を控えた学生や家族が合格祈願のために参拝。12日は県立高校の入学試験日でもあり、この週末がピークになりそうだという。
小板政規禰宜(45)は「受験生の皆さんは、もうひとふん張り。万全の態勢で臨めるよう体調を整え、積み重ねてきた力を発揮できるよう願っています」と話していた。
梅は、木によっては今月半ばから下旬ごろまで楽しめそうだという。