紀美野の桂瀬松ヶ峯トンネル供用へ 12日
和歌山県紀美野町で改良工事が行われている国道370号「美里3バイパス」のうち、桂瀬松ヶ峯トンネルを含む0・8㌔の区間が12日午後3時半から供用される。
同町の高畑―松ヶ峯間の現道は幅員が狭く、線形不良で、大型車の対向が困難。1・1㌔区間を美里3バイパスとして2013年度から整備を進めている。
今回の供用で、大きく迂回している道を同トンネルによりショートカットできる。片側1車線で道幅は路肩を含めて計7㍍(トンネル部は6・5㍍)。事業費は約21億円。
残る0・3㌔区間はことし夏ごろの供用を目指している。