大山太徳さん和歌山初ライブ 15日ウーオ
関西を中心に活動するプロシンガーソングライター大山太徳(たかのり)さん(41)の和歌山スプリングワンマンライブが15日、和歌山県和歌山市北新の「ダイニングウーオ」で開かれる。代表曲「かけがえのないもの」を含む約15曲を披露する予定で、大山さんは「和歌山でライブができることを本当にうれしく思う。より自然体で人のつながりを大切にし、みんなで大成功させたい」と話している。
大山さんは料理人の世界から歌の世界に飛び込み、関西で活動を始めて14年。観客のいないストリートライブから着実に力をつけ、現在はワンマンアコースティックライブの毎月開催をベースに、大規模ライブを定期的に開いている。福島県いわき市での復興支援ライブや児童福祉施設に足を運ぶ他、ライブ招待活動も行い、音楽に興味を持ってもらうための活動を展開。6月16日には大阪市の900人収容可能な劇場「サンケイホールブリーゼ」でのワンマンライブを予定しており、今後ますます活躍が注目される。
ファッション業界で名をはせた経営者の鍛治珠恵さんは、大山さんの歌声を初めて聴いた際、強い感動を覚えたという。中でも歌詞に感銘を受け、活動のサポートを開始。昨年には「大山太徳事務所」を立ち上げた。
愛や感謝など数々の思いを歌詞に込め、歌声を届ける大山さん。メッセージソング「かけがえのないもの」をはじめ、母親への感謝をつづった「あなたへ」、父親にあてた「ありがとう」などは、ファンの中でも人気の代表曲だ。
15日のワンマンライブは、地域の活性化に取り組むウーオのプロデューサー西風正史さん協力のもと、和歌山で初開催となる。鍛治さんは「彼の歌が少しでも皆さんの心に響けば。ぜひ聴いてほしいですね」と話している。
午後5時オープン、6時スタート。チケットは4000円(ワンフード、ワンドリンク制)。詳細はウーオ(℡073・499・4519)まで。