済州市から検事長ら来和 尾花市長を訪問
和歌山県和歌山市の姉妹都市、韓国・済州市の親善訪日団が18日、和歌山市役所を訪れ、尾花正啓市長を表敬訪問した。
一行は、済州地方検察庁の尹雄傑(ユン・ウングル)検事長や済州市国際交流協議会の康才業(カン・チェオプ)会長、同市の犯罪被害者支援センターのメンバーら20人。
今回の訪日は17~20日で、犯罪被害者支援を巡って和歌山地方検察庁と意見交換する他、和歌山城や高野山の視察などを予定している。
尾花市長は「和歌山市でも犯罪被害者支援は大変重要。今回の訪問が有意義なものとなることを期待しています。和歌山ラーメンや熊野牛など和歌山の味も楽しんでください」と歓迎のあいさつ。尹検事長は「今回の訪問で韓国と日本の犯罪被害者支援の深い交流ができると思います」と話した。
両市は1987年11月に姉妹提携し、和歌浦ベイマラソンwithジャズと済州マラソンへの市民ランナーの相互派遣をはじめ、教育、文化などの面で交流してきた。今後も訪問団の受け入れなど交流を深めていくことを確認した。