関学グリー演奏会 5月紀美野と和歌山で

 日本一となった“関学グリー”が和歌山にやって来る――。日本の合唱界をリードし続けている男声合唱団「関西学院グリークラブ」のコンサート「きみのわかやま演奏会」が5月13日、和歌山県紀美野町神野市場のみさとホール(午後1時~)、和歌山市伝法橋南ノ丁の市民会館大ホール(6時~)で開かれる。

 関西学院同窓会和歌山支部主催。県内唯一のクラシック音楽専用である「みさとホール」の利用を促進し、同町の活性化につなげることを目指す「みさとホールを活用したまちづくりプロジェクト会議」(会長=寺本光嘉町長)の取り組みの一環で実現。

 関西学院グリークラブは1899年に誕生し、118年にわたり活動を継続している、日本で最も長い歴史を持つ男声合唱団。コンクールでは、2006~16年度の11年間で全国大会に10回出場し、10年度から7年連続で金賞、部門最優秀賞も3回受賞するなど、日本トップクラスの実績を誇る。パリのノートルダム大聖堂、ウィーン楽友協会大ホールなどでも演奏している。

 今回のコンサートは4部構成で、第1ステージは賛助演奏として和歌山児童合唱団、紀美野児童合唱団(みさとホールのみ)が出演。第2ステージは「グリークラブ愛唱曲集」、第3ステージは「Barbershop Showtime!」、第4ステージは男声合唱組曲「柳河風俗詩」となっており、「和歌山県民歌」の合唱も予定されている。

 チケットは全席自由で一般1500円、高校生以下1000円。ローソンチケット、紀美野町文化センター、和歌山市民会館で取り扱い。問い合わせは関西学院同窓会和歌山支部(℡073・423・5515)。