鮮やか12匹泳ぐ 川永小に手作りこいのぼり

 和歌山市楠本の市立川永小学校(硲間正子校長)の中庭に、色鮮やかな手作りのこいのぼりが飾り付けられた。

 こいのぼりは4月に作成を開始。ビニールの家庭用ごみ袋を使用し、3袋をつなぎ合わせた全長約2㍍の大きさ。ビニールで表現したウロコの部分に全学年の児童が思い思いの絵を描き、特別支援学級の児童12人が胴体に貼り付けた。

 校舎と校舎の間にロープを張り、26日にこいのぼり12匹を設置。青や緑、黄色など色鮮やかなこいが空をゆったりと泳いでいる。

 4年生の藤井瑞稀さん(9)と3年生の井上菜乃さん(8)は「体の色とうろこの色が重ならないように気を付けた。作るのも楽しくて、泳いでいるこいのぼりを見られてうれしい」と話していた。

色鮮やかなこいのぼり

色鮮やかなこいのぼり