ガラス・サッシ協同組合に名称変更 県業界
和歌山県板硝子商工業協同組合の総会が5月27日、白浜町のホテルで開かれた。名称変更に関する議案が審議され、「県ガラス・サッシ協同組合」に変更した。
同組合の加盟は県内41社で、組合員の自主的な経済活動を促進し、経済的地位の向上を図ることを目的としている。
開会で小村哲也理事長(㈱コムラ)が「ガラスとサッシは単体でなく一体と考え、まず名称を変更し、サッシ業者の方々にも入会を呼び掛けて会員を増やしていきたいと考えている」とあいさつした。2017年度の事業報告などが承認された後、名称変更を求める議案を審議。出席した組合員から「全国的に長野県、秋田県、島根県などはガラスとサッシが併記された名称が使われている。業界発展のためにも名称を変える方が良い」などという意見が上がり、挙手で採決した結果、賛成多数となった。
この他、本年度の事業計画では紀の国和歌山ものづくりフェアへの参加、省エネ関連勉強会の開催などを決めた。役員改選では小村理事長が再選された。任期は2年。
理事長以外の役員は次の通り。
副理事長=多屋敦雄(多屋安ガラス店)、北浦泰臣(ダイワトーヨー住器㈱)▽理事=田村順正(タムラウインドウ㈱)、太田淳二(北畑硝子店)、北又努(㈲北又建硝)、花岡正博(㈱花岡硝子店)、宮端潤(㈱まるみや商会)、榎本殖行(㈲榎本ガラス店)、増田順一(㈱マスヤ)▽会計監査=小向正章(小向硝子店)、細谷泰寛(中井アルミセンター㈱)