甲子園出場校が始球式 高校野球100回記念

 7月11日に和歌山県和歌山市の紀三井寺公園野球場で開幕する第100回全国高校野球選手権記念和歌山大会(県高野連、朝日新聞社主催)の記念事業が5月31日に発表された。毎日の第1試合で県内から夏の全国大会に出場した計14校の代表者がユニホーム姿で始球式を行うことなどが決まった。

 毎年恒例のアスリート始球式は7月12日の第2試合で、県立那賀高校ウエートリフティング部の藤谷柊君(3年)が務める。九つのボールが全56地方大会を巡る「100回つなぐ始球式リレー」もあり、県立串本古座高校軟式野球部の森川凱斗君(同)らが登板する予定。

 高校野球をより身近に感じてもらおうと、観客席に飛び込んだファウルボールを持ち帰ることができるようにする他、優勝旗の新調に伴い大会期間中は以前の優勝旗を同野球場の受付で一般公開する。

 全国大会出場校による始球式の日程は次の通り。

 11日=桐蔭(和歌山中)▽12日=向陽(海草中)▽13日=初芝橋本▽14日=高野山▽15日=市和歌山(市和歌山商)▽16日=和歌山商業▽17日=和歌山工業▽18日=星林▽19日=海南(海南中)▽21日=南部▽22日=田辺▽23日=新宮▽25日=智弁和歌山▽26日=箕島