設計の受託候補事業者決定 和歌山城前広場
和歌山市は5日、(仮称)和歌山城前広場と市道中橋線の設計事業の受託候補者として、中央復建コンサルタンツ㈱(大阪市東淀川区、兼塚卓也社長)と㈱E―DESIGN(同市中央区、忽那裕樹代表取締役)の事業体を選んだ。
市役所からモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)まで、伏虎中学校跡地に建設される新市民会館と県立医科大学薬学部を含むけやき大通り沿いの空間を広場とし、広場に交わる市道中橋線を合わせた空間を整備する事業。市は公募型プロポーザル方式で企画提案を募集し、5月29日の公開プレゼンテーションで審査した。
今回は実施設計の企画を募集したため、入札資格のある企業と空間のデザインアドバイザーとなる企業や学識経験者が合同で企画を応募した。入札資格のある中央復建コンサルタンツが代表提案者となり、E―DESIGNがアドバイザーを務める。2社は市との話し合いの上、今月上旬には正式に契約を結ぶ予定。