天守閣60周年祝う演目も 17日に日舞の公演
第37回「日本舞踊育む会」が17日午後1時から、和歌山市民会館小ホールで開かれる。
「和歌山の日本舞踊を育てる会」(尾上菊啓会長)が主催。同会に所属する4流派(尾上・花柳・藤間・吉村)の7団体から、3歳から76歳までの12人が出演する。
ことしは和歌山城天守閣の再建60周年を祝い、「大和楽 城」を演目に組み入れた。前半は、初舞台の子どもから名取までが「長唄 宝船」「大和楽 梅」「常磐津 松島」などを、後半は役員幹事師匠が「箏曲 茶音頭」「常磐津 老松」などを披露する。
前回と同様、本衣装ではなく出演者自身が手持ちの衣装で踊る。同会では「舞台もびょうぶや色紙、照明効果を使ったシンプルな舞台ながら、日本の伝統芸能の一つ、日本舞踊の舞台を堪能していただけるはず。どうぞご来場ください」と呼び掛けている。
入場料1000円。問い合わせは同会事務局(℡073・472・3335)。