自分に合う働き方 福祉・介護・保育フェア
和歌山県社会福祉協議会(仁坂吉伸会長)は26日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で「福祉・介護・保育の就職フェア」を実施し、学生や一般など約60人が参加した。
県内の福祉や介護、保育職への就職希望者を対象に、採用予定の社会福祉施設などの職場の雰囲気や求人情報を知ってもらうことが目的で高齢者や障害者、児童などの施設の57法人が参加した。
はじめに、吉岡社会保険労務士事務所の吉岡恭子さんが「就職フェアを上手に活用しましょう」と題して講演を行い、「働き方が合うかどうかは非常に大事。自分がどんな風に働くことができるかを考えて、自分の働き方を決めてください」と話した。
ブースでは制服や仕事の様子が分かる写真を展示し、各団体がさまざまな工夫をして参加者に仕事の内容を伝えた。参加者は「どんな雰囲気の職場ですか」「車通勤はできますか」など求人担当者に質問していた。
和歌山市内に住む大学4年生の石井花奈さん(21)は「祖父が腰を痛めているので、福祉や介護に関心がある。いろいろなブースを回って自分と合うところを見つけたい」と話していた。