4強へ上田監督が闘志 U21世界デフバスケ

 聴覚障害者による「U21世界デフバスケットボール選手権大会」が6日から14日まで米国ワシントンDCで初めて開催され、和歌山県紀の川市在住の上田頼飛監督率いる男子日本代表チームが出場する。

 国際デフバスケットボール連盟が主催する21歳以下の選手が対象の大会で、男子は10チーム、女子は5チームが出場。聴覚障害者を積極的に受け入れているギャローデット大学で開かれる。

 男子の試合は5チームずつのリーグ戦でベスト8を決め、準々決勝以降はトーナメントとなる。上田監督は、米国とリトアニア、オーストラリアが優勝候補とみているが、「日本は体格で劣るが差は縮まってきた」と手応えも示す。日本代表は同連盟公認の国際大会で8強入りしたことがなく、「まずはベスト8に残り、強豪を撃破してベスト4以上に行きたい」と闘志を燃やしてる。

 日本代表は3日に成田空港から米国へ出発した。

大会に向け闘志を燃やす男子日本代表(上田監督提供)

大会に向け闘志を燃やす男子日本代表(上田監督提供)