旬の桃を学ぶ 竜門保園児が県果樹試験場へ
紀の川市立竜門保育所(庄司明美所長)の年長園児13人は9日、同市粉河の県果樹試験場かき・もも研究所を訪れ、採れたての桃を試食した。
地元の農産物への理解を深めてもらおうと、同研究所が毎年行っており、ことしは今月24日まで市内6カ所の保育所や幼稚園に通う子どもたちが訪れる。
竜門保育所の園児は同研究所の敷地内にある桃畑で職員から桃の特長について説明を受けた。桃を手に取って品種による香りの違いを学ぶ体験をした後、園児たちは桃を試食。「清水白桃」「紅清水」「夢しずく」「あかつき」「つきあかり」の5品種が順番に出されると、子どもたちは次々と手を伸ばし、夢中で口に運び、「おいしい」「家でも食べたい」などと笑顔で話していた。