和北が初戦突破 高校野球和歌山大会

 ◇第2試合

有田中央 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
和歌山北 0 0 0 1 3 0 1 1 × 6

 〔有〕矢舩涼、魚田―清長〔和〕湯浅―西川▽本塁打=中本(有)▽2塁打=丸山(有)大谷(和)

 和歌山北が2012年の和歌山西との統合による創部以来、初めての夏の勝利を飾った。4回裏、四球と内野安打などで好機をつくり、西川の中前適時打で1点を先制。5回裏には大谷の左翼線2塁打、西川の中前適時打で3点を追加した。

 投げては先発の湯浅がチェンジアップとスライダーを低めに集め、8回まで2安打無失点の快投。9回にソロ本塁打を浴びた後、1死満塁のピンチを招いたが後続を併殺に打ち取り切り抜けた。

 堀内監督は「湯浅が普段通りの投球をしてくれたので、大量失点はないと安心して見ていられた。先制点を取れたのが大きかった」と振り返った。

5回裏無死3塁、大谷が左翼線に適時2塁打を放つ(和歌山北)

5回裏無死3塁、大谷が左翼線に適時2塁打を放つ(和歌山北)