踊る50回目の夏 記念ぶんだら&おどるんや
和歌山市の夏を盛り上げる「紀州おどり ぶんだら節」と「おどるんや~紀州よさこい祭り~」が4日、和歌山城周辺やぶらくり丁など市内各地で開かれ、おどるんやは5日も続いた。ぶんだらはことしで50回目、おどるんやは15回目、同時開催は10回目という節目の年に、踊り子と来場者は熱い夜を楽しんだ。
ぶんだらには新規10連を含む59連が参加。約7000人が和歌山城一の橋周辺から西の丸広場まで踊り続けた。
ことしはオープニングに市観光発信人の芸能人らが勢ぞろい。住みます芸人の「わんだーらんど」、ウインズ平阪さん、兄弟お笑いコンビ「すみたに」、タレントの大河内美紗さん、モデルの本谷紗己さん、ダンスボーカルグループ「M!LK」の塩﨑太智さん、演歌歌手の宮本静さん、歌手の山口智世さんがステージに登場。塩﨑さんは集まったファンに向け「自分も踊るので、皆さんも日焼けに気を付けて一緒に楽しみましょう」と笑顔で話し、記念手ぬぐいをデザインした本谷さんは「いろいろな連で踊るので、熱中症に気を付けて頑張ります」と意気込みを語った。
発信人とおどるんやキッズ連、市観光キャンペーンスタッフ「アゼリア」の歴代メンバーによる記念連がスタートを飾ると、続いてアップテンポな「ぶんだら21」に乗ってバスケットボールチームの「和歌山トライアンズ」や海南市立海南下津高校など10連が踊った。続いて正調ぶんだら節には48連が参加。わんだーらんどが率いる飛び入り連は、2人がデザインした木札を首から掛けた参加者がちょうちんの明かりがともる大通りをにぎやかに踊り歩いた。