闘病の子にXマスを サンタラン12月に初開催
参加者がサンタクロースの衣装を身に着けて歩き、その収益で病気と闘う子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るチャリティーイベント「サンタラン」が12月9日、和歌山県和歌山市の和歌山城で初めて開かれる。
サンタランはイギリス・エジンバラで行われ、日本では2009年から大阪城周辺で「大阪グレート・サンタラン」を開催し、さらに全国に広がりつつある。
和歌山でも実現させ、身も心もサンタクロースになろうと、ことし4月に企業経営者や医療関係者ら有志により和歌山サンタラン実行委員会(川﨑佳司代表)が発足した。
川﨑代表は「優しさや他人を思いやる気持ちをもっと和歌山に根付かせたい。思いやりの連鎖、笑顔の連鎖、優しさの連鎖を起こしたい」と思いを語り、参加を呼び掛けている。
当日は「WAKAYAMA SANTA RUN 2018」として午前11時から午後2時まで、和歌山城西の丸広場で行う。参加費の一部でクリスマスプレゼントを用意し、12月21~24日に日赤和歌山医療センター、県立医科大学付属病院、和歌山ろうさい病院に入院している子どもたちに届け、自宅でクリスマスを迎えられない子どもたちを優しさと笑顔で包みこむ。
チケットは9月中旬から発売予定で、サンタクロースの衣装と子どもへのプレゼント代を含めて1人3000円。
問い合わせは川﨑代表(℡073・422・5666)。