過去の知事賞30点並ぶ 人権の詩パネル展
和歌山県和歌山市手平の和歌山ビッグ愛2階の公益財団法人県人権啓発センター研修室で9月6日まで、人権をテーマにした詩「人権(こころ)の詩(うた)」で過去10年間に知事賞を受賞した作品がパネルで展示されている。
同センター主催。作品は小中高校生や一般から募集し、毎年3点の知事賞を選出。今回の企画では2008年から10年間の知事賞計30点を展示している。
パネルはB2サイズで、「希望」や「仲間」、「思いやり」などの五つのカテゴリーに分けて展示。同センターが写真を用意し、そこに詩を添えた。きょうだいの障害や、いじめに関する内容の作品が並び、来場者の関心を引いていた。
同センターは「展示を通して人権について一層関心を深めてもらえれば」と話している。入場無料。日曜日を除く午前9時半から午後5時まで。問い合わせは同センター(℡073・435・5420)。