県がIR推進室を新設 整備法の成立受けて
特定複合観光施設区域整備法(IR整備法)の成立を受け、和歌山県は4日、カジノを中心とする統合型リゾート(IR)の誘致推進に向けた体制整備として、企画総務課内にIR推進室を新設する。
県によると、同室は職員8人体制で運営。これまでは同課調査調整班が関連事務を担当していた。室長は同課長が兼務する。
IR誘致を全庁一体となって推進するため、知事部局や教育委員会、警察本部の関係20課で構成するプロジェクトチームを設置。必要に応じて会議を開催し、誘致に向けた取り組みを加速化するとしている。さらに、ギャンブル等依存症対策基本法の成立を受け、障害福祉課を主務課とする8課で構成する「ギャンブル等依存症対策プロジェクトチーム」も設置。推進計画の策定や施策の実施に向けた取り組みを推進する。