活動協力に感謝状 共同募金会がオークワに
和歌山県共同募金会(片山博臣会長)は2日、2005年から13年にわたる募金運動への協力と貢献の大きさをたたえ、㈱オークワ(和歌山市中島、大桑堉嗣会長兼CEO)に感謝状を贈った。
同社は05年に和歌山、大阪、奈良、三重4府県のスーパー92店舗で街頭募金、店頭募金(募金箱)、法人募金への協力を開始。協力店は拡大し、昨年は151店舗で行った他、新たに共同募金の寄付付き商品の販売を開始し、同年の募金総額は約250万円に上った。
贈呈式は同社で行われ、大桑会長と大桑弘嗣常務取締役執行役員人事総務本部長、同募金会の片山会長と野田寛芳事務局長が出席した。
片山会長は「募金が減っている状況の中で、オークワの取り組みは大変ありがたい。赤い羽根自動販売機で寄付をすることもできるので、今後も多くの人に活動を理解していただけるよう努めたい」と感謝を伝え、大桑会長に感謝状を手渡した。大桑会長は「身の引き締まる思い。これからも『地域社会への貢献』に努め、これまで以上にお役に立てるように『支え合いの心』を応援していきたい」と話した。
共同募金は、県内で集まった募金を地域の福祉に役立てる「じぶんの町を良くするしくみ」を掲げる。地域で助けを必要とする人のために活動する団体などに助成を行っており、小学6年生が地元の人を招く「子どもカフェ」の実施や、高校生による高齢者の声掛け訪問など、地域の交流や福祉施設などへの支援を続けている。