知事選へ結束呼び掛け 仁坂氏が事務所開き
任期満了に伴う知事選(11月8日告示、25日投開票)に4選を目指し立候補を表明している現職の仁坂吉伸氏(68)は6日、和歌山県和歌山市小松原通のビルで後援会の事務所開きを行った。
推薦を決めている自民党県連、公明党県本部、国民民主党県連所属の国会議員や県議、県内の市長・町長ら約70人が出席。仁坂氏は3期12年間の県政運営について「一生懸命頑張ってきた結果、和歌山が伸びていく条件が整ってきた」と述べ、「これからも皆さんの力を借り、県政をもっと良くするために頑張りたい」と決意を話した。
自民党の二階俊博幹事長は「圧勝できるように力を合わせていかなければいけない」、公明党の浮島智子衆院議員は「仁坂知事は県民のことを思い、全力を注いでいる。大勝利に協力したい」、国民民主党の岸本周平衆院議員は「何としても得票率を上げるために、われわれも頑張る」と支援の意気込みを語った。
知事選には、新人で市民団体「市民オンブズマンわかやま」事務局長の畑中正好氏(66)=共産党推薦=も立候補を表明している。