発明31点と1校を表彰 私たちのくふう展
子どもたちが発明のアイデアや工夫を競う「第51回私たちのくふう展」の表彰式が20日、和歌山県和歌山市本町の複合商業施設フォルテワジマで行われ、作品31点と和歌山大学付属小学校を表彰した。
一般社団法人県発明協会(島正博会長)と一般財団法人雑賀技術研究所(高橋裕輔理事長)が共催。児童生徒の観察力や創造力を養うことなどを目的に開催している。県内71の小学校と二つの少年少女発明クラブから作品559点の応募があり、審査で31点を受賞作品に選んだ。
審査員によると、作品は貯金箱やプラネタリウム、災害に対応した作品が目立ち、アイデア満載の作品が盛りだくさんだったという。
表彰式では県発明協会の岩城徹専務理事が「『形にしたい』という夢や発想が大事。チャレンジすることで考え、解決しようとする力が身に付く」とあいさつ。審査経過報告の後、近畿経済産業局長賞や発明協会会長奨励賞、県知事賞などの受賞者に賞状などが贈呈された。
受賞31点のうち5点は来春、東京で開催予定の全日本学生児童発明くふう展にエントリーする。
各賞の受賞者は次の皆さん。
〔近畿経済産業局長賞〕百田歩積(隅田小6年)▽笠原実輝也(三石小3年)▽竿本啓晴(御坊市少年少女発明クラブ5年)〔公益社団法人発明協会会長奨励賞〕前田蒼紫(三田小6年)▽原寿々香(高野口小6年)▽大内俊翔(和大付属小1年)〔県知事賞〕南出成美(応其小5年)▽蔦谷理桜(和大付属小4年)▽榎本朔(上岩出小4年)〔県教育委員会賞〕成田悠華(中央小4年)▽木村唯慎(城山小6年)▽豊田真央(藤戸台小5年)〔和歌山市長賞〕小向菜々美(高松小5年)▽尾﨑航(藤戸台小4年)▽中村陸(楠見東小3年)〔日本弁理士会近畿支部長賞〕井上一心(野上小4年)▽中田季良(御坊市少年少女発明クラブ6年)▽大東樹生(橋本市少年少女発明クラブ6年)〔㈱テレビ和歌山賞〕田口新温(比井小4年)▽日野晴斗(宮小3年)▽玉川寛人(池田小1年)〔一般社団法人県発明協会会長賞〕佐竹柊哉(安楽川小2年)▽上野日葵(八幡台小6年)▽倉田悠生(中央小6年)▽俵正憲(あやの台小4年)▽中南彰人(同6年)〔一般財団法人雑賀技術研究所会長賞〕土井舵久馬(紀伊小5年)▽田惺道(安楽川小3年)▽山浦匠瑛(西部小5年)▽坂上詩織(藤戸台小6年)▽赤木伸之輔(山崎北小6年)
〔学校表彰(ニシモト奨励金)〕和歌山大学付属小学校