消防士なりきり 防災学習セに新コーナー

 和歌山市八番丁の市消防局防災学習センターに、新しく「なりきり消防士コーナー」が新設され、25日にお披露目式が行われた。

 これまで消防局では、子どもたちが消防士の防火服を着て写真撮影ができる体験ブースを各地のイベントで実施してきた。自然災害の発生が多くなる中、より多くの人に来館してもらおうと開設。新設コーナーでは、防火服の試着と消防隊員の顔出しパネルが常設となり、写真撮影ができる。

 お披露目には、有田川町立石垣小学校の1・2年生も参加。山下直樹局長は「ことしは台風や地震が相次ぎ、和歌山にもいずれ大きな地震が来るとされている。センターでどうすれば災害から身を守れるかをしっかり学んでもらって、家族に伝えてほしい」とあいさつ。

 その後、児童と山下局長はマスコットキャラクターの「和びっとちゃん」と一緒にパネルの前で記念撮影し、児童には和びっとちゃんの缶バッジがプレゼントされた。

 開館時間は午前9時から午後5時まで。無料。月曜日休館。

「和びっとちゃん」と消防服を着て笑顔の子どもたち

「和びっとちゃん」と消防服を着て笑顔の子どもたち