フラメンコで根来の伝説 2日岩出で公演
和歌山フラメンコ協会(森久美子会長)らによる公演「フラメンコでつづる住蛇(じゅうじゃ)が池~琵琶の演奏とフラメンコを楽しむ~」が、11月2日午後6時半から、岩出市荊本の市民総合体育館小ホールで行われる。
第13回同市文化祭前夜祭(同市生涯学習を考えるつどい)・芸術鑑賞会として同市教育委員会が主催。同協会が取り組む新しい舞台芸術「伝説ふらめんこ舞(まい)舞台」の第一弾「ねごろ伝説~住蛇が池~」の再演となる。
文化の力で和歌山の魅力を再発見しようと、同協会は昨年から地元の伝説をフラメンコで表現する舞台を企画。同演目はことし4月、同市根来の旧県会議事堂で上演され、フラメンコと和の文化が織りなす世界観で多くの来場者を魅了した。
同市に伝わる民話を基にした物語。筑前琵琶・和太鼓などの和楽器の演奏の中、能面を着けたフラメンコダンサーが、静と動の相反する二つの伝統を融合させ物語を繰り広げる。
出演は、森さんと森久美子フラメンコ舞踊団、フラメンコ舞踊家の永田健さん、筑前琵琶奏者の川村旭芳さんの他、根来の子守唄独唱の佐藤恭子さん、和太鼓演奏のHICARICHIさんら。
無料。問い合わせは同市教育委員会生涯学習推進係(℡0736・62・2141)。