ドラレコで安全見守り 南RCと県警が協定

 和歌山南ロータリークラブ(RC、三木菊夫会長)は10月30日、ドライブレコーダーの記録データ提供などにより安全安心のまちづくりに協力するため、和歌山県警と協定を締結し、和歌山市小松原通の県警本部で調印式が行われた。

 同RCが社会貢献活動の一環として県警に提案。生活と交通の安全安心に向けたRCと県警の協定は初めてとなった。

 協定締結により、同RCを中心に県内9RCでドライブレコーダーの設置と、車両への「ドライブレコーダー録画中」のステッカー掲示を進めていく。会員は県警の防犯メールに登録し、事件・事故の際にはレコーダーの記録を捜査資料として積極的に提供するとしている。

 調印式には三木会長と県警の榎本祥一生活安全部長、島泰弘交通部長が出席。榎本部長は「子どもの見守りと交通安全を推進し、記録データの活用に力を貸していただけるのは心強い。和歌山の安全安心に向け協力をお願いしたい」と話し、三木会長は「ドライブレコーダーとステッカーの取り付けが子どもの見守りに役立ち、あおり運転などに対する自分自身のお守りにもなればと思う」と話していた。

協定書を手に(左から)島部長、三木会長、榎本部長

協定書を手に(左から)島部長、三木会長、榎本部長