鉄道むすめのコラボ販売 和歌山、貴志駅で
実在する鉄道事業者の制服を着た人気キャラクターシリーズ「鉄道むすめ」のグッズ販売イベントが16日、和歌山県和歌山市のJR和歌山駅と和歌山電鐵貴志川線の貴志駅で開かれ、JR西日本和歌山支社の「黒潮しらら」と和歌山電鐵の「神前みーこ」の初めてのコラボグッズなどが特設ブースに並び、多くの鉄道ファンらでにぎわった。
鉄道むすめは㈱トミーテック(栃木県)が展開している。県内で初めて2008年にデビューした神前みーこは、猫とおもちゃが好きな運転士で、自室はたま駅長グッズでいっぱいというキャラクター。17年デビューの黒潮しららは、白浜駅の駅員で、地元出身でパンダ好き。夏場はアロハ着用で業務している。
貴志駅では、販売が始まる午前10時を前に県内外から訪れた鉄道ファン約50人が列を作った。
神前みーこと黒潮しららのコラボグッズでは、記念硬券セットとハンドタオルが販売され、単独グッズでは、夏・冬それぞれの制服姿の神前みーこのアクリルキーホルダーが並び、列車が駅に到着するたびに、鉄道ファンの男性を中心に駅前の販売ブースに人が集まった。特に2人のコラボハンドタオルが人気を集めていた。
記念硬券セットを購入した和歌山市の男性(66)は「欲しかったので、無事手に入れることができて良かったです」と話していた。
特設ブースは同日限りだが、グッズは引き続き、和歌山駅のおみやげ街道和歌山中央口店、貴志駅で販売している。