巫女の迎春準備も 和歌浦天満宮で絵馬付け
2019年の初詣に備え、和歌浦天満宮(和歌山県和歌山市和歌浦西、小板政男宮司)は23日、巫女(みこ)の緋袴(ひばかま)の着方や心構え、破魔矢の絵馬付けなどを学ぶ講習会を開き、新春に巫女の務めをする県内の高校生や大学生13人が参加した。
小板宮司が作法や緋袴の着方、お守りの手渡し方などを説明。「明けまして」は元日の昼まで、支払いは「いくらのお納めです」、おつりは「いくらのお戻しです」など新年と神社ならでは言葉遣いや表現を学んだ。
本殿で「迎春助勤巫女奉仕祝詞」を行い、神様に祈り、玉串をささげた後、破魔矢に絵馬を付けるなどの作業に移り、新年を迎える準備を整えた。
和歌山市の高校2年生、黒川鈴香さん(16)は「来ていただいた方に気持ちよく参拝していただけるよう精いっぱい頑張ります」と意気込みを話していた。