応援大使にわんだーらんど 和歌山線活性化

JR和歌山線活性化プロジェクト「ワカカツ」の応援大使に、和歌山県住みます芸人の「わんだーらんど」が就任し、24日に和歌山市美園町の和歌山駅西口地下、わかちか広場で就任式が行われた。

ワカカツは、沿線の高校や企業など46団体とJR西日本和歌山支社によるプロジェクトで、車内で生演奏を楽しむ「アートトレイン」、電車に自転車を持ち込める「サイクルトレイン」をはじめ、さまざまな企画に取り組んでいる。応援大使は、和歌山線のPRや各種イベントへの参加などを通して、ワカカツをさらに盛り上げるのが主な活動となる。

わんだーらんどの2人は、伊藤義彦支社長から任命書とワカカツ法被を受け取った。たにさかさんは「すでに高校生が企画を頑張ってくれて、地域を盛り上げているので、そこを後押しできるように頑張りたいと思います」と意気込みを話し、まことフィッシングさんは「まずは来月のイベントを盛り上げたいです。いずれは新幹線が通るようになれば」と笑いを誘った。

伊藤支社長は「3月には新型車両も導入し、来年にはICOCAの利用エリアも拡大する。大使も任命し、さらにプロジェクトが進むことに期待したい」と話した。会場には和歌山線マスコットキャラクター「わっふる」も登場し、就任式を盛り上げた。

わんだーらんどの2人は、2月2日に粉河―和歌山駅間の列車内で和歌山線の活性化を議論する「しゃべり場トレイン」への参加が応援大使としての最初の活動となる。23日には、新型車両227系のデビュー記念企画として、走る227系に沿線から手を振る企画「新型車両に手を振ろう!」にも参加する予定。

任命書を手にするわんだーらんどの2人と伊藤支社長㊧、わっふる

任命書を手にするわんだーらんどの2人と伊藤支社長㊧、わっふる