優れた施工と技術者たたえ 県優良工事表彰
和歌山県が発注した建設工事で、特に優秀な施工をした事業者や担当技術者をたたえる県優良工事表彰式が5日、和歌山市の県庁で行われ、県内9企業とその技術者に仁坂吉伸知事が表彰状を贈った。
2017年度の完成工事で、優秀な技術と適正な施工により品質、出来栄えなどが優れ、他の模範となるものが対象。表彰は04年度から実施している。
表彰状を授与した仁坂知事は「建設業は経済と雇用を支える重要な産業。今後とも技術力向上に取り組まれ、他の模範となる工事を施工してほしい」とあいさつ。受賞者を代表し、㈱丸山組(田辺市)の丸山博之代表取締役が「さらに誠実な施工に努め、地域、発注者の期待に応えられるよう技術力を高めていきたい」と話した。
受賞企業と担当技術者、工事名は次の通り。
㈱紀州コーポレーション(有田川町)船山博史=谷地区急傾斜地崩壊対策工事▽㈱紀洋(和歌山市)久保正吾=北島湊線道路改良工事▽近畿電設工業㈱(同)小西貴之=川永団地建替(2期)電気設備工事▽㈱光修建設(美浜町)下田恭史=江川災害復旧助成工事▽㈱長田組(御坊市)脇田宗季=御坊湯浅線(新由良橋)交付金道路保全工事▽㈱中原組(海南市)久保茂紀=国道370号道路改良工事▽㈱古部組(日高川町)西山和成=芳養清川線(仮称清川橋)道路改良工事▽㈱丸山組(田辺市)池添正基=国道371号(小原橋)交付金道路保全工事▽㈱村嶋組(紀の川市)村嶋光夫=住吉川河川整備外合併工事