和歌山市ではしか 男女3人の感染を確認

和歌山市は14日、市内在住の男女3人が麻疹(はしか)に感染したと発表した。

総務企画課によると、患者は10代の男子大学生と10代の女子高校生、30代の男性会社員。男子大学生は完治し、残り2人は自宅療養中で快方に向かっているという。

男子大学生は電車を使って大阪へ通学しており、1月25日に大阪市内で発症。女子高校生も同市内へ出掛けた行動歴があり、今月9日に発症した。男性会社員は大阪や京都へ出張した行動歴があり、6日に発症している。

ことしに入り、和歌山市在住者のはしか患者の届け出は初めて。昨年、おととしは確認されていなかった。同課は、発熱や発疹などの症状が出た場合、受診前に医療機関に電話し、マスクを着用して速やかに受診するよう呼び掛けている。