天守閣の青空高く 園児がこいのぼり掲揚
子どもたちの成長と健康を願い、和歌山市の和歌山城天守閣中庭にこいのぼりが揚げられている。
1970年から続く恒例行事で、ことしで50回目。7㍍の吹流しとまごい、6㍍のひごい、5㍍のこごいが空を泳ぐ。近隣の広瀬幼保園(立本治園長)の年長児24人が揚げた。
天守閣に登ってきた園児はポールの横に並び、童謡「こいのぼり」を歌いながら力いっぱい綱を引き、3匹のこいを上げた。
こいを揚げた武藤志暢ちゃん(5)は「ひもを引っ張って揚げるのが楽しかった。こいのぼりがカラフルでかわいい」と笑顔で話していた。
こいのぼりは「こどもの日」の5月5日ごろまで楽しめる。