高松小に物品を寄贈 山東鐵工所が私募債で
南都銀行と㈱山東鐵工所(和歌山県和歌山市宇須、河井恒治代表取締役社長)は、地域貢献の一環として4Kテレビ(49型)1台と、理科の実験道具(ビーカー・コンロ・温度計)を和歌山市立高松小学校(島本和昌校長)に寄贈し、4月25日に同校で贈呈式が行われた。
同社は、引き受け額の一部で「児童・学童などの成長や勉学を応援する物品」を同行が購入し、事業者が指定する公立保育園・幼稚園・小中学校などに寄贈する「CSR私募債」を利用。同社の近くにある同校を寄贈先に決め、同校の希望で4Kテレビと理科の実験道具が贈られることとなった。
贈呈式には南都銀行和歌山支店の河野仁エリア統括長兼支店長、木村真支店長代理、山東鐵工所の山東幸司代表取締役常務らが出席。
河野支店長は「子どもたちのために有意義に使っていただけたら」とあいさつ。山東常務は「母校に貢献できてうれしい。地域と共に歩み、弊社も来年で100周年を迎える。これからも地域に貢献できれば」と話した。
4Kテレビは理科室で電子顕微鏡のモニターとして活用される予定。「机上の学習だけではなく、体験や実験を通してより理解を深めることができる。本当にありがたいです」と島本校長が感謝を述べ、同行と同所に感謝状を手渡した。