改元記念符配布でにぎわい 和歌山城天守閣
令和元年を迎えた1日、和歌山県和歌山市の和歌山城天守閣では、歴史の節目の日に登閣したことを示す「改元記念符」2000枚が配布され、にぎわった。
小雨の降る中、午前9時の配布開始に合わせて天守閣前には記念符を求める人が長い列が作った。記念符は小天守の入り口で配られ、受け取った家族連れらは記念撮影するなどして楽しんだ。
一番に受け取った市内三葛の谷正信さん(72)は「知り合いに聞いたので来てみようと思い、朝5時に来た。記念符をもらって気持ち新たにいきたいという重いです」と話した。
また、天守閣前広場には、今月で1歳になる和歌山城動物園の紀州犬、皐月(さつき)と絢芽(あやめ)も登場し、訪れた人とふれあった。愛知県の徳岡楓ちゃん(8)は「(紀州犬は)大きくてふわふわしていた。とってもおとなしかった」と笑顔だった。