自然や歴史を歩いて体感 海南でウオーク

和歌山県海南市内を歩きながらまちの魅力を体感するイベント「第8回きのくに海南歩っとウオーク」が18日、盛大にスタート。年々、人気が増し、開催2日間で約3000人に上る参加者は、24㌔コースの午前8時45分の出発を皮切りに順次、歩き出した。

開会式で神出政巳市長は「約600人の市民ボランティアの皆さんの協力は大変ありがたい」と感謝。「このイベントを通じて海南の自然や歴史、文化の素晴らしさを味わってください」と呼び掛けた。

住民やそろいのウエアを着た児童、親子連れなどの参加者らは、神出市長の指揮の下「頑張るぞ」とこぶしを上げると、まちの名所巡りや市民のおもてなしを楽しみに、軽快な足取りでスタート。出発には、亀川中学校の太鼓や海南中学校の吹奏楽演奏が花を添えた。

大阪や兵庫県から参加した30代のコスプレ愛好家は「地域の人との交流や、お寺などでの記念撮影が楽しみです」、「好きな衣装を皆さんに見てもらったり、楽しんでもらえることがうれしいです」と笑顔だった。

笑顔で出発する参加者たち

笑顔で出発する参加者たち